院長紹介

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初めまして。

「整体パーム」院長、泉　圭（いずみ　けい）と申します。

私は、1982年に父が開院した「泉整骨院」の長男として生まれました。

泉整骨院は、他院で施術を受けてきたものの、満足する結果が得られず困っている方々が多数来院され、「今まで自分が受けてきた施術と違う！」と足繁く通われる整骨院でした。

私は、中学・高校・大学と10年間、バスケット部として活動しました。

ご存知の通り、バスケットはコンタクトスポーツでもあるため、膝・足首の捻挫や打撲は当たり前でした。

そんなケガをしても病院に行ったことはありません。家に帰れば父が診てくれます。

治療家であると共に、バスケットの監督や審判もこなしていた父には私のケガなどお手の物でした。

「きちんと治して復帰させる」

それをいとも簡単にやってのける父は正に憧れの人。

私のチームのメンバーはもちろん、地域のバスケットプレイヤーの方々、他の様々なスポーツの選手も何かあれば父を頼って来院する、そんな整骨院でした。

現佐渡ヶ嶽親方｜元関脇：琴ノ若関（中央）・父（左端）・当時のスタッフ

次々に来院される方々の色んな悩みや症状を真摯に解決する父の姿を見てきた私は、迷いなくこの道を進む決意を固めました。

大学卒業後、東京の専門学校へ進学し、国家資格の柔道整復師免許を取得。

しかし、免許を持っているからといって、誰でも治せる技術を得た訳では有りません。
自分以外の人の身体を触れて良い最低限の資格を得たことに過ぎないからです。
様々な症状を持つ患者様の悩みを解決するには、そこから更に最高の技術を学ぶ必要があります。

「なぜ、父はたった１人で１日１００人以上の患者様を快方に向かわせ、笑顔にすることができるのか？」

その答えは、

「どうやって痛めたのか？」「なぜ痛めるのか？」という理由（原因）を明確にする技術と知識があったからだと思います。

では、その技術・知識とは何か？

それは、父の学んでいた「構造医学」に他なりませんでした。

それから、父と同じ技術を学ぶ為、日本構造医学研究所に入所しました。

研究所での６年半の間、あらゆる症例の患者様方と出会い、技術・知見を積み重ね、身体を正しい状態へと導く術を一心不乱に学びました。

その後、治療院を開業し、様々な疾病に悩んで来院される方々の改善のお手伝いをする日々を送っていました。

時には難しい症例に悩み、父に相談、議論を繰り返す。

父とは、同じ治療家としてお互いに助け合える間柄になっていました。

しかし、多忙な毎日が続き、

数年後、無理が祟ったのか

60代半ばにして父は病に倒れ、帰らぬ人となってしまいました。

救急車

師として、家族としての大きな心の拠り所を失った私は、悲しみと共に「これからどうしたらいいのだろう…」と途方に暮れる日々が続きました。

しかし、悩みを抱えた患者様は毎日来院されます。

そんな自分の気持ちを抱えた状態でも全力で患者様に対応しなければならない。

自分の心身に限界を感じていたある日、ふと父の顔が思い浮かびました。

「悩む必要は無い。お前が学んできたものは間違いなく本物。しっかり自信を持て！」

頭の中の父は確かにそう言いました。

父が人生をかけて長年学び実践してきた「構造医学」は、今までの自分自身の実績も証明する、正真正銘の本物だと確信しています。

それからの私は、以前のように心から笑顔で自信を持って患者様の悩みに寄り添うことができるようになりました。

患者様

そして、「なかなか治らない症状に悩む数多くの方々に希望の光を与え続けた父の意志を継ぐ」「亡くなった父の代わりに、母・妹の近くに居て家族の拠り所として支えたい」「助産師・整体師である妹と協力・切磋琢磨し、できる限り多くの方々を救いたい」という想いが募り、今までに診させていただいた多くの患者様の症例をふまえ、身体の様々な不調の中で最も多い「痛み」に対応し、それに悩む患者様のお力に少しでもなれるよう、20年以上学んできた技術と経験を提供させていただく場として、芦屋に戻り「整体パーム」を開設致しました。

PALM