“熱中症”対策。コレだけは絶対知っといて!
芦屋市で唯一の
膝に水がたまる(水腫)・変形性膝関節症専門整体院
【整体パーム】
世の中はお盆休み。
台風の進路が大変気になりますが、日差しは非常にキツく連日猛暑日が続いています。
毎年この時期に最も注意するべき症状といえば、「熱中症☀︎」
熱中症になると、筋肉や血流、神経など身体の様々な部分に影響を及ぼし、めまい、ケイレン、失神、頭痛、吐き気などの症状が現れます。
ヒトは通常、運動・活動することで身体の中に熱が発生し、この熱を外部に逃す為に体温調節機能が備わっています。
ただ、暑い環境に長くいたりすると、この体温調節機能が乱れ、体外への熱の放出ができなくなり、体内に熱がこもる(うつ熱)状態になってしまいます。
「熱中症」とは、
その言葉通り、外に放熱できず、身体の中心(センター)に熱がこもる状態を表します。
ではなぜ、身体の中心(センター)に熱がこもってはいけないのか?
その“答え”をお教えします。
まず、ヒトの身体の中心には何があるでしょうか?
「中枢神経系(The Central Nervous System)」です。
「脳」と「脊髄」がこれにあたります。
動物の身体の最も根幹になる部分です。
特に「脳」は、その最高レベルの器官です。
脳の組成は、脂質60%・タンパク質40%。
料理をされる方は、そのどちらの成分も「熱に弱い」ことはご存知だと思います。
・生肉を熱したフライパンに置けば、肉の脂(アブラ)が溶け出し、美味しいステーキが焼き上がります。(焼きすぎたら肉も固くなります)
・生卵を熱したフライパンに落とせば、黄身も白身も固まり、目玉焼きが出来ます。
熱することで、その組成は変性してしまいます。
ということは…
体温が上がり、その熱が外に放出できず、体内にこもって、中枢神経の組成を変性させ機能障害を引き起こす…
考えただけでも恐ろしいですが、聞き慣れた「熱中症」という症状も、その本態を知ると、場合によっては死に至ることもある重要な身体の変化であり、もともと体温調節機能が備わっている意味もお分かりになると思います。
(精神的ストレスなども脳温上昇の一因であり、熱産生が熱放散を上回った場合には同様に脳の誤作動を引き起こし、リウマチなどの自己免疫疾患に繋がることも考えられますので、いずれにせよ如何に「うつ熱」を防ぐかが重要になります。)
“生命の危険”を未然に教えてくれるのが、熱中症の症状であり、正しい対処が求められるのです。
そこで大事なのは、
熱中症を防ぐ為に
熱がこもらないようにするにはどうすれば良いか?
それは…
暑い環境にいる時(屋外・屋内にかかわらず)や、運動をした時などに
身体の中心(頭・首・背中・腰)を「冷やす」ことです。(合計で3箇所まで)
“氷のう”に「氷と水」を入れ、
頭頂(頭のてっぺん)・首の後ろ・背中・腰などに直接当てて冷やします。
(※ポイントは’”直接当てること”。氷のうが肌に直接当たると確かに冷たいのですが、10分もすると温度差が小さくなり慣れてきます。また、肌と氷の間にタオルなどを挟むと効果が弱くなるのでできるだけ直接当てます。使う氷はできるだけサイズの小さいものがベスト。)
理想の冷却時間は「40分〜1時間」もしくは「氷が溶けるまで」。
「氷が溶ける」というのは、「体内の熱が外に出た」という目安にもなります。
注意点としては、エアコンの効いている室内で氷冷する場合は、冷却している箇所以外の全身の体温が下がらないように、きちんと保温した状態で行うことです。
あくまでも冷却する箇所を限定して行う「局所冷却」なので、全身の体温が下がることがあってはいけません。
女性は特に「冷え」によって起こる症状が多いと言われますが、これは“冷気”などによる体表温低下がほとんどの原因であり、その「冷え」と、内部のうつ熱を解消する為の「局所冷却」とを混同しないようにしてくださいね。
また、局所冷却の際には「保温が大事」と言いましたが、それは、うつ熱している箇所以外の正常な体温を下げないように(寒くないように)一枚重ね着をしたりブランケットを羽織ったりして体温をコントロールすることであって、カイロなどで温めることではないということもぜひ知っておいてください。(※“カイロ”などで温めるのは「加熱」であって「保温」ではありません。継続的な「加熱」は上で述べたタンパク質や脂肪組織の変性による細胞の機能不全・臓器不全に繋がります。)
氷を使った冷却法は、当院の施術において通常行なっている、患部の治癒促進の為の「局所冷却療法」として非常に効果をあげている方法でもあります。
巷では“熱中症対策”として様々なものがありますが、
以前話題になったTwitterの投稿がありますのでご紹介します。
https://twitter.com/tuyopon0807/status/1017663460862144513
脳の勘違いという面もありますが、もっと本質的なのは、“冷感スプレー”や“コールドスプレー”、“保冷剤”などで体表面を急激に冷やすと、その急に冷えた表面が冷たい壁となり、体内の熱が外に出にくくなってしまうということです。(=体表面「冷え」&内部「うつ熱」の状態)
結果、熱がこもることで熱中症を引き起こす原因にもなりかねません。
氷以外をオススメしない理由はこの為です。
「氷+水」を使用した冷却は、体内に含まれる水分(体重の6割)との親和性の高さ故に、ゆっくりと外に熱を排出するので、その効果はもちろん、安全性の高さが特徴です。
「自分の身体」「大切な人の身体」を守る術(すべ)、
“生命を守る術”として、
「氷+水」の局所冷却法をご紹介しました。
あと、適度な水分と塩分の摂取もお忘れなく!
熱中症の予防、改善に役立てていただければ幸いです。
(※本記事は昨年の記事に加筆したものです)
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