身体に優しい「座り方」のポイント。〜ソファとイス〜

リラックスするのにソファは快適！

でも、あまり長い時間座りすぎると骨盤が後ろに傾き、背骨を正常に支えることができなくなってきます。

この姿勢に慣れてしまうと、立っている時もこの形になりやすく、本来の脊椎の“S字状のカーブ”が消失してしまいます。

また、ソファに座っている時の座面の高さは、床面から膝までの高さよりも低くなっています。

この時、重心は後ろにあり、膝や足底には体重がかかっていない状態になっています。

この状態が長く続くと、いざ立ち上がって動き出そうとした時に、膝や足の関節が動く準備ができていないので、スムーズに動かせません。（これを繰り返すことで慢性的な腰痛や膝関節を障害する例が多いです）

正しく座ることを考えた場合、イスの方が適していることになりますが、注意点があります。

それは…

「床面から膝までの高さより、高い座面のイスに座る」

この点に注意して座ると、骨盤がやや前傾し、脊椎の正常な“S字状カーブ”が作られ、さらに重心が前にくるので、膝や足底に体重をかけることができます。

ただ、リラックスしたい時も当然ありますよね…😅

そのためにソファに座るのは全く問題ありません。

一つだけ覚えておいて欲しいのは、

「30分～１時間に１回は立って歩く」ということ。

でも、これはあくまでも理想です。

リビングのソファに座って映画を観るのに、途中で立つ必要はありません❗️😊

一応、頭の片隅に置いておいていただくだけで構いません。

何でもなさそうなことの積み重ねが大きな結果につながるので、ちょっとだけ意識するクセをつけていくことをお勧めします。😉👍